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家族依存症 (新潮文庫)



家族依存症 (新潮文庫)
家族依存症 (新潮文庫)

商品カテゴリ:人文,思想,学習,考え方
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斉藤学について

 自分は、機能不全の家族に育ちました。今は発症していませんが、うつも抱えています。アダルトチルドレンに関する国内外の名著も複数読みました。その上で、斉藤学さんの著作や活動について一言述べます。
 まず、著作について。彼の著作で、読むに値するのは、『アダルトチルドレンと家族』だけだと思います。実際、部数も、この本が一番出たようです。他の本は、なんだか、河合隼雄が書いた、大学受験の現代文に出てきそうな、およそ学問的、臨床的とはいえない、とりとめのない随筆のような内容に終始してしまっています。彼は、自身の著作が国語の教科書にでも採用されることを狙っているのでしょうか。彼の本は、真に救いを求めている人には、混乱をもたらすだけだと思います。 
 また、彼の活動も、非常に、金儲け主義的です。彼の治療は、短い時間で信じられないくらい高額です。彼の監修しているカウンセリングルームにも、同じような輩が集まっています。このことは、実際に、アダルトチルドレンの本を読んで、カウンセリングを検討した人なら、多くの人が気付いていると思います。
 現在のカウンセラーには、お金儲けのために、仕事をしているような人も大勢いると思いますが、自分には、彼がその代表格に見えてなりません。
 疑問を投げかけるための1投として、あえて、レビューさせてもらいました。
自分というものを考え始めるにはいい本

 この本に限らずであるのだが(このレビューもそうなのだが)、斉藤学氏の書かれる(或いは書かれた)本は、自分とその周囲を考えるスタートに良い本であると思う。
 氏の述べている事は真実の一面である。氏の長い臨床経験、家族機能研究所としての関わりの中での発見がそこにあると言える。
 しかし、氏の紹介によるアダルトチルドレンという概念が安易に広がった事の弊害も多く、そういった流れへの配慮という面では氏の本はいささか足りないと言えるだろう。
 一つの考えを、その考えを理解しないで、そんな部分的な理解を自分の考えとして丸ごと受け入れてしまうという多くの人に見られる姿勢が、こういう本により変な方向へ向かわせてしまうという現象を理解し読む必要があると思われるが、そこまでの事を期待できる読み手が少ないのもまた事実であると思う。
 事実と理論を分けて自身で検証でき得る人であれば有意な本となるのは間違いない。
「共依存症」について知るための最初の本

ひところブームになった(?)「アダルトチルドレン」「共依存症」という家族病理考え方が一般向けにわかりやすく書かれた本。これらの考え方について最初に知るためには良い本だと思います。ただ、心理臨床に関する本すべてについていえるのですが、自身や家族など実際に心の問題を抱えている人についてその解決法を探りたい人には、「一つの考えに過ぎない」と思って読むことが大事です。当然ですね。
社会病理の吹き溜まり

「家族依存症」というタイトルなので、誤解してしまいそうですが、
要は、家族と社会におけるさまざまな依存について書かれた本です。
母親の子どもへの依存、父親の「良妻賢母」への依存、ギャンブル依存、などなど。
依存症研究の権威である斎藤さんがこの社会の依存関係の構造を一冊にまとめています。
全体的な構成がちょっとごちゃごちゃしていて読みづらい感じはありますが、
家族や社会の暗部を開いたその中身は、なるほどと頷けるものが多いです。

一つ残念なのは、イラストがソフトカバー版とは違うものに差し替えられていることです。
とても印象の強いイラストだったのですが…。(と言っても書いてるのは同じ方なのですが)
この本の中で最も人に読んで欲しいと思うのが「学童社会のワーカホリック」という項です。
この国の「マトモな大人」たちの正体をうまく捉えていて、はっとさせられます。
機能不全家族だった原家族を知る本

この本を読めば自分がいかに家族の人生に取りこまれていたか、よく分かることでしょう。原家族を知り、自分は自分であることに一刻も早く気が付いて欲しい。今までの人生は自分の人生ではなかったはずです。なぜ生きづらいのか。理由がわかればあなたは自分の人生を生きられるのです。生きづらさから自分を解放しましょう。そして本を読み終えたあなたの明日の扉を開くのはあなた自身です。手頃なページ数にかかわらず内容は確かです。ステップアップするための力になると思います。




新潮社
「家族」という名の孤独 (講談社プラスアルファ文庫)
インナーマザー―あなたを責めつづけるこころの中の「お母さん」
男の勘ちがい
アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す
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家族依存症 (新潮文庫)

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